医局日記

7/29 医局説明会を行いました。

うちの医局は、医局長、外来医長、病棟医長共に正と副があるんですが、副の中で一番存在感がないのが副医局長です(爆)

なにしろ医局長ですら誰だったっけ?という感じですから…。

で、その副医局長は誰かというと私です(爆)医局の中ではTMSの人と、当直係という感じになっています(笑)


というわけで?今日はコジマネタというより、副医局長としての記事です。


昨日、今月2回目の医局説明会を行いました。

今回は主に研修医1年目の先生を対象に考えてましたが。3名の研修医1年目の先生に参加していただきました。お忙しい中ありがとうございました!


説明会の内容自体は7/1の分と基本的には同じですが、今日は少し話に出た、医大と他の精神科病院の違いについて話してみようと思います。


病院それぞれに得意不得意の疾患はどうしてもあります。なので、精神保健指定医のレポートで症例を集めるのに、1つの病院で全ての症例を集めるのは難しく、2つ以上の病院(例えば医大と肥前)を回ることになります。

それぞれの精神科病院ならではの特徴があると思います。例えば私が常勤でいた病院は児童思春期に力を入れているなど。


医大でないとなかなか経験が難しいのは、身体合併症例とリエゾンでしょう。

精神科的な問題で一般病棟での対応が困難な患者さんが、身体的な治療目的に精神科病棟に入院することがあり、これを「身体合併」といいます。しかし佐賀県で身体合併の受け入れが可能な病院は医大しかありません。

なので身体合併のニーズは多く、病棟医長やリエゾンの先生は常に個室のベッドコントロールに頭を悩ませてます。


そのリエゾンですが、本当に簡単に言うと「身体科の患者さんが精神科的な問題がある場合に、身体科の先生から精神科に相談があり対応する」ことです。

特に多いのはせん妄と自殺企図で、救急の先生とはよくやり取りしていますね。

ここでは簡単に書きましたがリエゾンは奥深くて難しく、リエゾンをサブでも何ヶ月かやると、当直がずいぶん楽になる(対応がスムーズになるという意味で)レベルの経験ができます。

私も医員の時はリエゾンサブを合わせて9ヶ月くらい務めましたが、たまに代打でリエゾンをする時や当直の時に、その経験は生かされている気がします。


話せばまだまだ長くなりますが、研修や実習に来られたときなどに、話ができればと思います。


ところで、今回も写真を撮るのを忘れていました…。話が盛り上がるとつい撮るのを忘れてしまいます。7月5日の勧誘会、この日私は当直で欠席でしたが、大盛り上がりでみんな写真のことを忘れていたようです(苦笑)




医局説明会のお知らせ

直前の連絡になってしまいましたが、7月29日に医局説明会を行います!

18時から、医局でです。

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どうしてもこのポスターを直接PC上でアップできず、仕方なくポスターの紙をカメラで撮って、google先生にダウンロードしていただいたので、少し曲がっていることをご了承ください(苦笑)

今回のキャッチフレーズは、何年か前に某先生が話していた「一緒に精神科しませんか」を使わせてもらいました。

昨年から機械が変わったrTMSの写真もちゃんと載せています(笑)

一つ残念だったのは、集合写真が少し古いのしかなかったこと。コロナ禍でここ2年は撮らなかったからなあ…。ただ、雰囲気の良さは伝わったと信じています。


では、29日にお会いしましょう!医局員一同心待ちにしています。

7月 医局説明会&勧誘会を開催しました

トウキビです。2回目の記事投稿になります。

先日、当精神神経科の医局説明会&勧誘会が行われました。

例年、精神神経科への入局にに興味のある学生や研修医を対象に何回か開催しています。ただ今年も新型コロナウイルス対策もあり、従来より回数を減らしています。

今回の医局説明会は7月1日に院内で行われました。

今年は学生(6年生)1名、研修医(2年目)3名に参加頂きました。特に研修医のI先生はわざわざ車で別の研修病院から駆けつけて下さいました。

説明会当日は、主に医局長より、当医局の特色や魅力、専攻医としてどのように学んでいくことができるのか、その先のキャリアの積み方の例などを解説頂きました。

教授・准教授を始めとした医局員も加わり、終始和気藹々としたムード(多分)で学生・研修医からの質問に答えて行きました。

例えば、

「入局後最初の勤務は大学病院スタートですか?」→「大学が基本だけれど、人数次第では別の病院になることもあり得ます」

「勉強時間が取れないほど忙しいということは?」→「ちゃんと勉強時間もプライベートの時間も確保できます」

などです。


その後、日を分けて7月5日に市内の焼肉店で研修医の勧誘会を行いました。

大学病院の感染対策規定を守り、人数を絞っての実施でしたが、かなり会話は弾んだのではないでしょうか(自画自賛)。

良い肉の脂で、皆の舌の滑りも良かったと思います。

研修医の先生方からは、医局説明会で時間が足りず話せなかったことも色々尋ねて頂けて嬉しい限りでした。

当科で働くことに少しでも興味のあられる方は、気軽に医局説明会にご参加下さい。


当直決めは大変

今朝、仕事に行く途中でファミリーマートに寄ったら、合計金額が799円ですごく損した気分になったコジマです。


ファミマの利用自体で貯まるTポイント。

バーコード決済のd払いで払ってるので。、それで貯まるdポイント。


Tポイント、dポイントとも200円で1ポイント貯まります。つまりあと1円多く買っていれば1ポイントずつ多く貯まっていたわけです。次回からほどいい金額になるよう事前に計算しようと決心しました(苦笑)



さて、最近医局での私の仕事が1つ増えました。それは「当直シフト作り」。

私が3年前に外病院から医大に戻ってから、ずっと病棟医長のK先生がシフトを作っていたのを、今月分から私が引き継ぐことになりました。

こういうパズルみたいに組み合わせていくの好きなんですよね、と気軽に考えて引き受けたわけですが…。


いや、予想以上に大変です。K先生が毎回ウンウン唸っていたのが身に染みてわかりました(爆)


この月にこの先生は当直何回、というのは事前に決まっているので、それぞれの希望に応じて決めていくわけですが…。

まず外勤の前日と当日は基本的に当直できません。さらに外勤先で当直に入っている先生の場合、大学との連直(2日連続当直)にならないよう配慮しないといけない。

※連直は私も何回かやりましたが、3日目はマジで頭が回りません。よほどのことがない限りしない方がいいです(苦笑)

さらに用事やプライベートなどでそれぞれの先生で当直ができない日が当然あります。逆に「当直この日がいいです」との希望の声もあります。

皆さんの希望に可能な限り答えて作っているつもりですが、限界があることは確かです。

シフト作りデビューとなった7月は後半のある1日がどうしても埋まらず、A先生に1日多くやってもらう(その分の調整は8月で行う)ことになりました。

8月は苦心の末にようやくこれしかない、というシフトが出来ましたが、その後B先生が当直の日に講演をすることが決まって当直ができなくなり、必死の調整でなんとか修正版が出来ました。しかし、当直の日が一番大きく変わったのは直接関係なかった私だったりします(爆)

そして昨日9月分を出したわけですが、今回は過去2回と違って割とスムーズに出来ました。

あれこれ試行錯誤しているうちに、私なりにシフト作りのコツを掴めた気がします。一番当直が出来る先生が少ない〇曜日をまず決めてしまうことです。そうすれば後は何とかなります(笑)


指定医のレポートを出し終わった後も、科研費申請や日精神のスライド作りなどまだまだやることはあります。しかし今年の日精神は原則オンライン開催で、期日までにスライドと発表の動画をメールで送ることになりますが、なんと締切の次の日から夏休みを取ってるんです(爆)

夏休みを楽しみに、あと1ヵ月ちょっと、もう一踏ん張りしたいと思います。



○○男子デビュー

お久しぶりです。

週に1回は日記を書くぞという目標を立てたものの、気がつけば前回から3ヶ月経ちました。

理由の1つはネタ不足だったこと。旅行はできない。マラソン大会もない。外食に行くのも気が引ける。

この3つを失うと、趣味に対してのスタンスが深くて狭い私は一気にネタ切れになります(爆)


理由のもう1つは、先日管理人の先生も書いたように、精神保健指定医のレポートに追われていたこと。

私は一度落ちましたが、今回も落ちると旧制度から新制度への移行期間が終わって、また症例集めから始めないといけない事態に陥るので、それは避けたい。

なので今回は3~4人の先生に見てもらいました。それでも気付かれないヒヤリハットはどうしてもあります。私の場合、医療保護入院の同意者が1ヶ所別人になっていました。致命的になりかねないので気付いたときには身体の力が抜けました…。

レポートの追い込みの時期に比較的時間の余裕があったことは本当に助かりました。無事!?レポートも出し終えたので、また本業を頑張りたいと思います。


さて、今日のネタは食に関することです。

私は食べるだけでなく、一人暮らしが長いこともあって、簡単なものであれば自分で作ることもします。塩とか醤油とかの調味料は「まあこのくらいでいいかな」と完全目分量で入れ、ちゃんとそれなりの味になるので、料理のセンスは全くないことはないと思います(笑)

最近医局の先生の昼食風景を見ていて、私もやってみたいと思ったのが、


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そう、「弁当男子」です。

弁当を作りたいと思ったのには理由があります。1つは医大での食事はどうしてもコンビニで買うことが多く、毎日買っていると段々選択肢がなくなってくること(特に当直明けの日の昼食でそれが顕著です)。

もう1つは、私は宅飲みをするので夕食のカロリーが多くなりがちですが、夕食のおかずの一部を弁当に回すことで、食べすぎ飲みすぎを抑えるという効果です(爆)


そして今日ついに弁当男子デビューを果たしました!

・もち麦入り米飯(私は白米だけで炊くことはほとんどしません。十六穀米とか最高ですね)

・鶏むね肉の塩レモン炒め

・ゴーヤチャンプルー

・納豆

という組み合わせでした。我ながら美味しかったと思います(笑)


また、仕事に差し支えがない程度にアップしていきます。

7月ですが、やっとの初投稿です。

 

初めまして。新しく管理人になりました精神科医4年目のトウキビと申します。医局員名簿と照らし合わされると、中の人が誰かはバレバレかもしれませんが、とりあえず偽名で名乗らせていただきます。


初期研修終了後、2年間大学病院に勤務し、1年間精神科単科病院に勤務。そして今年の4月からまた大学病院に戻ってきました。

 

そう、戻ってきたのは4月。管理人の一人に任ぜられたのも4月。でもこの医局日誌を初めて書いているのは7月です。

申し訳ありません。3ヶ月間、更新を後回しにしておりました……。


とはいえ弁明させて頂くと、ただサボっていたわけではないのです。日々の業務に加え、この2021年6月末に精神保健指定医のレポートを提出するため頑張っていたのです。初めてのブログ管理なるものに苦手意識が噴出し、しかも前任者のコンテンツのクオリティの高さと更新頻度に目が泳いでいる間に、この数ヶ月が過ぎ去っていたのでした。

 

サボらせて頂いたおかげで無事精神保健指定医のレポート申請は完了しましたので、そろそろこの医局日誌も更新せねばなるまいと思い、こうして記事を書いております。


折角なので、精神保健指定医の資格申請についての記事をば残そうと思います。

 


精神保健指定医は精神科に3年以上従事した医師が申請できる国家資格です。各学会が認定する専門医と違い、国(厚労省)が認定します。

 

精神保健指定医になると、医療保護入院や身体的拘束など治療において人権を制限する処置を行うことができるようになります。それらを必要最低限だけ適切に行う資格があると国に認められた医師が精神保健指定医というわけですね。

 

以前は8症例のレポートが必要でしたが、現在は新制度に移行し、5症例+面接試験に変わっています。新制度に移行して、今年が2年目ですね。

 

まだ制度の移行期間中であるため、数々特例があります。レポートの中で、措置入院の症例も必須でなかったり、指導医となる精神保健指定医が特定の研修を終了したことを証明する書類の提出が不要でなかったりですね。それも今後数年で全て必要になってきます。とはいえ、今もどれが特例に該当して、どれは必須なのか、却って混乱する面もありました。

 

これでレポートが合格すれば、晴れて面接試験に進むことができるのです。レポートの結果が判明するまで半年程度かかるため、しばらくは引き続き日常の勉強に戻ろうと思います。

 

 

 

レポート作成中のヒヤリハット


・2020年中に指定の書式を厚労省ホームページからダウンロードしていたのですが、その後指定の書式が更新されており(印鑑の廃止など)、全部ダウンロードし直しました。ただ作成途中、古い書式が混在してしまっていたタイミングがあり、冷や汗を流しました。

・レポート本文で、存在しない子供、亡くなった親がどうしてか存在し来院していることに気づく。完全にホラー。

・薬剤の一般名と商品名が混在している。こんこんと眠るからコントミン、と商品名の由来を知っていても、何故か見逃しました。正しくはクロルプロマジンですね。

・薬剤を適応外使用しているのに、適応外使用であることをきちんと説明していない。私の場合、リーマス(炭酸リチウム)の適応は躁病・躁状態のみで、双極性感情障害のうつ状態の適応がないことに、たまたまあるweb講演会を視聴している最中気づきました。医師国家試験レベルですら、炭酸リチウムは双極性感情障害のうつ状態に効果ありとして勉強しているので、ちょっとモヤモヤします……。

 


他にも色々存在しましたが、一先ず挙げられるのはこのあたりでしょうか。

また今後、少しずつ日誌を更新してきたいと思います。

業績を更新しました。

2021年に当科教室員が発表した論文一覧を更新しました。

今回は試験的に、論文のタイトルをクリックするとPubmedの該当ページに飛ぶようにしてみました。お膳立てをしてくださった門司教授に感謝(笑)

私も共著ではありますが2つの論文に名前が載りました。次はfirst authorとして何か1つ発表したいですね。

教室員一覧を更新しました。

昨日の日記で、大学病院HPで精神科のページが更新されていると書きましたが、本日このホームページ上でも教室員一覧を更新したので、お知らせします。

取り急ぎ、新入局員の追加、肩書の変更、教室員の並べ替え、あと私のひとことの更新だけを行ったので、またちょこちょこ修正していきます。

無頓着なのもほどほどにね!

新年度に入って半月経ちました。大学病院HPの精神科のページも更新され、外来担当表に私の名前が入り、肩書も医員から助教に変わっています。

先月までの病棟主体から外来主体の勤務にガラリと変わりましたが、大学でも外勤先でも、少しずつ慣れてきたかなというところです。大学での新患は来週から診るので、新患が入るとまたリズムが変わると思いますが。

3月の日記で、助教になると臨床以外にもやることが増えると書きました。早速4月は、

・7日:講演会で特別講演の前座で発表

・15日(つまり昨日):出張での業務

・17日(つまり明日):看護学校で講義

と目白押しになっています。特に昨日は午前中がカンファレンスや会議などでほぼつぶれるので、rTMSをどの時間帯でやるか少し悩みました(苦笑)


さて、今日のネタは7日の講演会でのことです。

最近すっかりブームになったzoomでの講演会です。会場とのハイブリッド方式を取っている場合もありますが、今回はzoom限定での講演会でした。

発表する側の私は、少し早めにzoomのミーティングに入っておくようにとのことなので、入りました。ところがどのボタンを触っても、私の顔が画面に出てきません。

zoom以外に何か理由があるはずとパソコンの画面の上の方を見てみると…(写真自体は後日撮ったものです)。

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そう、最近のパソコンではだいたい付いているはずのカメラがないのです。それにいざカメラを使おうとするときに初めて気付く私はアホとしか言いようがないんですが(苦笑)

けど5年前に買った以前のパソコンでもカメラ付いてたのに、中古とはいえ2年前の型でカメラが付いてないとは思わないよなあ…。

仕事でしか使わないので値段優先で買いましたが、あまり安くあげようとするのも考え物だなと痛感しました。


結局どうしたかというと、私は医局にいたので、医局にある共用のパソコンでログインし直しました。zoom自体の操作は簡単で、zoom講演会での発表が初めての私も特に困ることなく操作できて、zoomがブームになるのもわかる気がしました。


「初めて気付く」と言えば、この前は助教になるにあたって色々と書類を出していく中で、去年の4月に家賃が1000円上がっていたことに初めて気付いたということもありました。服装など見た目以外には無頓着になってしまってるとはいえ、さすがにこれは自分でもひどいなと思います(苦笑)

人事異動の報告

新年度が始まりました。

私(コジマ)は助教になりましたが、前にも書いた通り医局の下半分は私以外は全員入れ替わったので、昨日はみんな業務の把握と患者さんへの挨拶で手一杯な感じでした。

私は外来は来週からなので、昨日はrTMSがない時間帯は病棟主治医のサポートに回ってました。昨日から医大に来たという先生も多く、事務的な手続きもありましたからね。

今年度のホームページの管理をどうするかは、正直まだ定まっていません。ただ、当面日記の更新は私が行おうかなと思います。

今後大学病院のHPでは医局員一覧が更新されるし、このホームページでの医局員紹介も更新しないといけませんが、新年度の当教室は以下の体制となります(大学勤務者のみ)。


<教授>門司

<准教授>溝口

<講師>國武

<助教>立石、松島、村川、小嶋、福地

<医員>白石、池田、斯波、高田、平野


まだまだ私も学ばないといけないことばかりで、助教の仕事が務まるか不安ですが、少しずつ慣れていければと思っています。よろしくお願いします。


桜をバックに集合写真…も考えましたが、もう桜は散ってしまったので(苦笑)、この前撮った満開の桜の写真を載せようと思います。

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