医局日記

第117回日本精神神経学会に参加しました

また2ヶ月ほど空いてしまいました。日本精神神経学会のスライド作りが終わって、夏休みから帰ったら、今度は助教としての仕事が山積み。

教員になったということを改めて実感した1ヶ月でしたね。

ちょうどTMSの患者さんがいない時期で、比較的時間の余裕があったのは助かりました。なんか指定医レポートの追い込みのときもそうだったような(爆)


さて、9月19日から9月21日まで、京都市の京都国際会館で第117回日本精神神経学会が行われました。

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当初は6月17日から3日間の予定でしたが、例のアレで延期され、現地での発表は特別講演やシンポジウムなどだけで、一般演題はeポスターでの発表となりましたが、無事に開催になっただけでもよかったと思います。

当教室からは現地で3名が、eポスターは7名が発表しました。7名の中には今年は他病院に出向している先生もいますが、今年度の大学勤務の医局員が13名ということを考えると、10名が発表したのはかなり健闘していると思います(自慢)


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なお、2人には終わってから写真を撮る際に少しだけマスクを外してもらいました。発表の時にマスクを付けるか付けないかは発表する先生によりけりでしたね。

ところで私はeポスターでの発表で現地では発表しませんでしたが、関西はrTMSに力を入れている病院が多く、そのためか今回はrTMS関連の発表が多かったこと、そして私も今後rTMSにより深く関わっていくだろうから、各地の先生方と一度顔合わせをしたいということで、今回現地に行ってきました。

現在のNeurostarを用いての保険診療でのrTMSを開始してからは、治療のかなりの部分は私に任せられてきました。1年間治療に携わってきた身として全国の先生方の発表を聞くと、ここは我々が受けた感じと共通しているな、ここはちょっと違うなというのがよく分かりました。またrTMSについての基本や現状などを再確認することもできました。

もちろんrTMS以外の分野の話もいくつか聞いてきたので、今後の診療に行かしていきたいと思います。

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すごいな、3年先の表示まであるよ(笑)


さて、来年、2022年の日本精神神経学会は福岡市です。会場は3年前の九州精神神経学会と同じ福岡国際会議場ですが、やはり全国規模になると1ヶ所では足りないみたいで、お隣の福岡サンパレスホテル&ホールも会場になります。

日時は6月16日~18日です。お隣の県なので、当教室からもかなり発表することになるでしょうね。