専攻医募集

AnyConv.com__専攻医の皆様をお待ちしております4_page-0001


研修内容、特徴

近年、専門医制度において大きな変化があっています。『学会による専門医制度』から『専門医機構による新専門医制度』となり、精神科においては基本領域として精神科専門医をまず取得し、それに加えてサブスペシャルティ領域の専門医を目指すこととなりました。つまり、仮に研修医時点で既に児童精神医学に興味を持ち同専門医を目指すとしても、まずは精神科専門医(精神科全般の知識)を取得してから、という流れになりました。
知識をひととおり身につけるという観点では、一つの病院での経験だとどうしても不足する領域が生じてしまいます。
そのため当教室では全般的な精神科医療に触れることができるよう大学病院のみならず、複数の教育関連病院とともに研修を行うシステムを構築しています。
この研修システムで精神科専門医や精神保健指定医の資格を取得できるのはもちろん、実力としてもバランスのとれた専門医レベルに十分達することができます。

大学病院精神科

初めの1-2年間は大学病院で指導医を含むチーム制で入院患者さんの診療を担当し、鑑別診断、検査、治療など精神科臨床の基本を習得します。外来や当直で担当した患者さんについても指導医と協議しつつ対応したり、後日ケースカンファレンスを行うなどの指導体制を整えています。他にも、教育関連病院から講師を招いて脳波判読会を行うなど、この時期に精神科臨床能力に必要な知識の習得や基礎づくりをしっかりと行います。また、希望があればコンサルテーション・リエゾン精神医学(緩和ケア含む)を指導医とともに数ヶ月間経験することができます。
主な対象疾患:うつ病や不安症(不安障害)、摂食障害、身体疾患の患者さんに対するコンサルテーション・リエゾン精神医療や緩和ケア、身体合併症医療など。

また、専門医取得に必要な学会発表もこの時期に行います。大学病院で研修を行うことで普段のカンファレンス等で基礎的な症例呈示の方法は自然と身についていると思いますが、発表内容、スライド作りなどを指導医とともに行います。このような学術的な指導体制も大学病院ならではの部分と思います。臨床的意義の高い症例はその後症例報告として論文投稿をすることもあります。また、週に一度抄読会や症例検討会を行っており、臨床で興味を持ったテーマについて最新の論文を共有したり、症例に対する知識見解を深めることができます。

単科精神科病院

大学病院で基礎的な臨床能力をつけたのちは単科精神科病院にて研修を行います。
精神科では、大学病院、単科精神科病院で疾患構成が大きく異なります。
単科精神科病院では、精神科救急や、統合失調症、重症双極性障害、重症うつ病、精神症状や行動障害が目立つ認知症などの重症精神疾患を中心に経験を積みます。
精神科専門医、精神保健指定医の取得に必要な症例を経験することができます。
単科精神科病院間でも特色があり、特定の領域(依存症、児童精神、医療観察法など)で研修希望があればもちろん考慮できます。

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佐賀大学医学部附属病院 専攻医募集

精神科医療、社会福祉へ共に貢献しませんか

《募集要項》

〇プログラム:オール佐賀精神科専門研修プログラム(PDF)

〇研修年限:3年間

〇募集人数:6人

〇応募資格:医師免許取得後2年以上の臨床経験を有する医師

〇選考方法:面接

〇問い合わせ先

研修プログラム担当者:立石 洋 tateishh@cc.saga-u.ac.jp


よくある質問

Q. 病院見学は可能ですか?また、どの様な手続きを取ると良いでしょうか?

当科の見学は、可能です。
当科医局へ電話連絡頂き、希望日時を含めて見学内容について相談させて頂きます。

Q. 他大学卒で入局しても問題はありませんか?

準備中 先輩からのメッセージへのリンク。

Q. 指定医、専門医は何年目で取得できるのでしょうか?

精神保健指定医、精神科専門医とも、5年間の医師歴(うち精神科医歴3年)で受験資格を得ることができ、最短だと6年目で受験となります。 経験が必須とされている症例との巡り合わせ次第でもありますが、当教室では関連病院のお力添えもあり6-7年目で取得する先生方が多いです。 先輩からのメッセージへのリンク。

Q. 出産・育児と仕事の両立は可能でしょうか?

準備中 先輩からのメッセージへのリンク。

Q. 大学院は行くものですか?

臨床と研究は相互に関連しています。臨床のみでなく、研究の世界を知ることで精神医学の診療における幅が広がることはもちろん、科学的な考え方、方法論、まとめる力、成果の発表の仕方、論文の読み方、書き方などを学ぶことで知見が深まります。その一つとして大学院へ進む方法があり、当科では指導体制を整えています。
博士(医学)の資格が取得できますが、当科では、大学院へ進む方法(課程博士)と、大学院へは進まずに研究歴、論文など要件を満たす場合に取得する方法(論文博士)とがあり、いずれも可能です。

Q. 関連病院にはどの様な病院があるのでしょうか。

以下の病院、クリニックがあります。
佐賀大学医学部附属病院
佐賀県医療センター好生館
嬉野温泉病院
早津江病院
園田病院
神野病院
白石保養院
いぬお病院
さめじま病院
松籟病院
さが恵比須メンタルくりにっく
松永メンタルクリニック
ひまわりクリニック

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