うちの医局は、医局長、外来医長、病棟医長共に正と副があるんですが、副の中で一番存在感がないのが副医局長です(爆)
なにしろ医局長ですら誰だったっけ?という感じですから…。
で、その副医局長は誰かというと私です(爆)医局の中ではTMSの人と、当直係という感じになっています(笑)
というわけで?今日はコジマネタというより、副医局長としての記事です。
昨日、今月2回目の医局説明会を行いました。
今回は主に研修医1年目の先生を対象に考えてましたが。3名の研修医1年目の先生に参加していただきました。お忙しい中ありがとうございました!
説明会の内容自体は7/1の分と基本的には同じですが、今日は少し話に出た、医大と他の精神科病院の違いについて話してみようと思います。
病院それぞれに得意不得意の疾患はどうしてもあります。なので、精神保健指定医のレポートで症例を集めるのに、1つの病院で全ての症例を集めるのは難しく、2つ以上の病院(例えば医大と肥前)を回ることになります。
それぞれの精神科病院ならではの特徴があると思います。例えば私が常勤でいた病院は児童思春期に力を入れているなど。
医大でないとなかなか経験が難しいのは、身体合併症例とリエゾンでしょう。
精神科的な問題で一般病棟での対応が困難な患者さんが、身体的な治療目的に精神科病棟に入院することがあり、これを「身体合併」といいます。しかし佐賀県で身体合併の受け入れが可能な病院は医大しかありません。
なので身体合併のニーズは多く、病棟医長やリエゾンの先生は常に個室のベッドコントロールに頭を悩ませてます。
そのリエゾンですが、本当に簡単に言うと「身体科の患者さんが精神科的な問題がある場合に、身体科の先生から精神科に相談があり対応する」ことです。
特に多いのはせん妄と自殺企図で、救急の先生とはよくやり取りしていますね。
ここでは簡単に書きましたがリエゾンは奥深くて難しく、リエゾンをサブでも何ヶ月かやると、当直がずいぶん楽になる(対応がスムーズになるという意味で)レベルの経験ができます。
私も医員の時はリエゾンサブを合わせて9ヶ月くらい務めましたが、たまに代打でリエゾンをする時や当直の時に、その経験は生かされている気がします。
話せばまだまだ長くなりますが、研修や実習に来られたときなどに、話ができればと思います。
ところで、今回も写真を撮るのを忘れていました…。話が盛り上がるとつい撮るのを忘れてしまいます。7月5日の勧誘会、この日私は当直で欠席でしたが、大盛り上がりでみんな写真のことを忘れていたようです(苦笑)