医局日記

7/7 医局説明会を行いました

7日、今年度1回目の医局説明会を行い、2年目研修医3名、医学科6年生1名に来ていただきました。

特に研修医の先生は、1人は他科ローテ中の仕事の合間に、残りの2人は別の研修先病院から来ていただきました。ちょうど雨が激しい時間帯で、移動が大変だったと思います。ありがとうございました。

もう1人、1年目研修医の先生も来る予定でしたが、研修先での緊急手術で行けなくなったとのことです。また次の機会に…。


専門医研修、これは精神科に限らずどの科の説明会でも気になるところだと思いますが、精神科は専門医とは別に大きな資格があります。それが精神保健指定医。

専門医も精神保健指定医も、最低でも3年間の精神科経験がまず必須です。その上で、経験症例やレポートなどの必要条件を満たして、初めて新規申請が出来るようになるので、本当の最短コースで専門医や指定医になれるのは入局して4年ほど経過してになります。

専門医については個人差がありますが、指定医については最短コースで取る先生もかなり多く、遅い方の私でも最短から2年遅れで取れたので、当教室は全体的にかなり早い方だと思います。


あとは助教以上と医員の距離感の近さも当教室の大きな魅力でしょう。当教室は医局兼医員部屋と助教以上の部屋に分かれてはいるものの、助教や講師の先生も普通に医員の部屋で昼御飯を食べたりするので、非常に相談がしやすい。

精神科に興味がある!という方はぜひ遊びに来てみてください。

医局説明会 内容一部変更のお知らせ

7月7日の医局説明会は予定通り行う方針ですが、終了後に予定していた懇親会は中止とさせていただきます。

急な変更で申し訳ありませんが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。


2022-06-30

医局説明会のお知らせ

今年も医局説明会の季節がやってきました。コロナ禍での行動の制約もだいぶ緩和されてきたので、今年は特に気合が入っているところです。

医局説明会の時期になると毎年悩むのがポスターです。これまでは私が入局する前からあったデータを少しずつ作り替えながら使ってきましたが、今年はこれまでとは全く異なるものにしようかなと。

それで思いついたのが、一枚の写真に、シンプルなキャッチフレーズを大きく載せることです。どんなフレーズがいいかなと色々考えた結果、

2022-06-23


こんなポスターになりました。

このフレーズは自然に出てきましたが、元ネタはJR東海が展開している「そうだ京都、行こう。」というキャンペーンです。私はコロナ禍前は多いときは年に5回も行ったほど京都が好きなので、脳内に強く記憶として残り、そこから「そうだ精神科行こう」というフレーズが出てきたんだと自己分析してます。うーん、精神科らしい(笑)

ちょうど2週間後の7月7日(木)の18時半から医局で行います。医局は臨床研究棟1階の2147号室です。

懇親会も予定してますが、今後のアレの経過次第では変更する可能性があることをご了承ください。

ぜひ、多くの参加をお待ちしています。

ここからが真のスタート

このたび5月11日付で、私は精神保健指定医の指定を受けました。一緒に大阪まで口頭試問を受けに行った現在他病院出向中のS先生も指定医に。


私は最短コースから2年遅れて指定医になりました。レポート提出に必要な症例が揃わずに1年遅れ、初めて指定医を申請した昨年はレポート落ちに。今思えば去年は落ちるべくして落ちたと思いますが。


特に今回指定医になれないと、旧制度から新制度への移行期間が終わってまた症例経験から…ということになりかねなかったので、本当に良かったです。


指定医になって改めて感じましたが、指定医にできて非指定医にできないことは多くあります。医療保護入院などの非自発的入院、身体的拘束や隔離の開始の判断、任意入院患者の開放処遇制限など。いずれも人権に深く関わることです。


これまで以上に自覚をもって精神科医療に取り組んでいきます。ここからが精神科医としての真のスタートだと思っています。

第118回日本精神神経学会に行ってきました。

2022年度初めての投稿になってしまいました。今年度のホームページ担当の先生は決まっているのですが、私も今年度担当の先生も日々の仕事に追われ、まだ引き継ぎも出来ていません。

しばらくは私が更新を続け、頃合いを見て今年度の先生に引き継ぎたいと思います。


さて、6月16日から18日までの3日間、福岡市の福岡国際会議場、福岡サンパレスホテル&ホールで、第118回日本精神神経学会学術総会が行われました。

コロナ禍による行動の制約もかなり緩和されてきて、今年は基本的には現地開催になりました。おかげで現地での発表も3年ぶりに復活しました。


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当教室の村川助教が筆頭演者を務めた演題がポスター部門での優勝発表賞に選ばれています。



4月から福岡市の若久病院の院長に就任した門司名誉教授も駆けつけてくださいました。

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最後のラーメンは門司先生がT先生と2人で食べに行ったときの写真です。このコンビで数年前に同じ店に行ったとのことですが、T先生曰く、スープと麺ともにさらに美味しくなっており、特に麺がもちもちで美味しかったです、とのことでした。今度私も行ってみよう。

ところで、去年京都での学術総会で優秀発表賞の候補まで行った私は、今年は完全に留守番でした。16日は大学の留守番+当直、17日はいつも通り外勤、18日は福岡県内の某病院に助っ人に。

まあ近場の福岡なので今回はいいかな、というのもありましたが、それはあくまで私が行こうと思えばすぐ福岡に行けるからであって、本州の方々からすれば福岡は人気なんですよね。


さて、第119回日本精神神経学会学術総会は2023年6月22日~24日に、横浜市のパシフィコ横浜で行われます。

横浜!これは絶対行かなければ!(爆)

門司教授、ありがとうございました。

本日をもって、当教室の門司晃教授が定年を迎え、名誉教授となりました。

門司教授退官に関する記事についてはまた追々アップしていきますが。取り急ぎご報告させていただきます。

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当教室は10年間あまり、私は6年間、本当にお世話になりました。

今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。


第6感の働き

ずいぶん遅くなりましたがあけましておめでとうございます。コロナの再流行もあってネタらしいネタがなかなか入らず、ついつい書きそびれてしまいました。

そろそろ年度末ですが、今回の年度替わりは大幅な異動があります。これについてはまた追々書いていくとして。

さて、去年はレポートで落ちてしまった精神保健指定医の新規申請ですが、今年はレポートを通過し、先日大阪まで口頭試問を受けてきました。外出には制限がかかってましたが、さすがにこれは行かないわけにはいきません。

口頭試問が終わったらホテルで荷物を整えてすぐ帰ったので、その日の7時過ぎには佐賀に戻っていました。


医局と外勤先くらいにはお土産を買って帰ろうと、新大阪駅のお土産屋さんに寄った時のこと。


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(メーカーのHPより)

真っ先に気になったのがこのお菓子でした。医局向けに買って帰ろうと思ったところで、なんとなく予感が働きました。

今回の口頭試問は、当教室からは私ともう1人の先生(仮にA先生とします)が受けました。このご時世なので大阪への行き帰りは別々だったのですが、A先生が「ええもんちい」を医局に持って帰るんじゃないか、という予感が。

そんなわけで医局には別のお菓子を買い、ええもんちいは外勤先へ買うことにしました。


そして、大阪から戻ってきてA先生が初めて出勤した際、A先生の手にはええもんちいの紙袋がぶらさがっていました。

私「あ!それ私も買って帰ろうとしたやつだ!」

A先生「なんと…!」


こうしてお土産がかぶることを避けることができましたが、どちらもあっという間になくなりました。当教室にはたまにお土産のお菓子が来るんですが、いつもその日か遅くとも次の日にはなくなります(笑)


このことはぜひ日記にせねばと思い、久しぶりに書いてみました。

教室員紹介を更新しました。

今回は資格取得や休業に関わる更新となります。

ものすごい今更感がありますが。

新型コロナだったり、なかなか医局員全員が揃う機会がなかったりして、このところ全体の集合写真を撮る機会がありませんでしたが、ひょんなことで集合写真を撮る必要ができたので、全員揃っていた昨日、久しぶりに集合写真を撮りました。


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現在当教室HPのトップページに載せている集合写真は、実はその場に全員は揃ってなく、その場にいなかった先生は顔写真だけを後で貼るという、卒業アルバムとかでよくありがちな対応をしたそうです(爆)

したそうです、というのは当時私はまだ初期研修医だったので(苦笑)

しかし、近年は個人情報の問題があり、また医局員は毎年何人か入れ替わるので、そのたびに写真を変えるのも大変です。なので、今後トップページの写真は集合写真ではない別の写真にしようと思ってます。

上に載せた写真も可能な限りサイズを小さくしました。これは医大の別の診療科のHPを参考にしてみました。


さて、本来はこういう集合写真は4月に撮るべきものが、もう12月です。つまりこのメンバーで仕事をするのはあと4ヶ月というわけで。

来年度の人事がどうなるかはまだわかりませんが、今年も何人かは入れ替わることでしょう。

私くらいの医師年数ではあまり見られない、4年連続大学勤務中の私の運命はいかに!?(爆)


ただ、今の私は先のことよりも、週明けの6日の外来患者さんの次回の予約をどうしようかで頭を悩ませてます。1月が2週続けて月曜の外来がないのがかなりきついんですよね…。

トライアルマラソン

来年のさが桜マラソンもオンラインになり、マラソン練習のモチベーションを失いかけたところに、思わぬところで2019年ベルリンマラソン以来のフルマラソンを走ることが決まり、意気が上がっている私です。

通常のフルマラソン大会がなかなかできない状態が続きましたが、その代わりとして2020年の後半から各地で行われるようになった「Trial Marathon」シリーズというのがあることを、最近になって知りました。


Trial Marathon Series|トライアルマラソンシリーズ【公式】 (trial-marathon-series.com)

それで、来年の1月10日に長崎市でフルのトライアルマラソンが行われるということで、さっそく申し込みました。

以前、長崎県の本土でフルマラソンの大会が行われたのは、2011年にハウステンボスで行われた「長崎国際マラソン」だけということ、この大会は給水がコーラだけとか、あまりに運営が杜撰だったことから散々な評判で、結局1回だけに終わってしまったことを書きました(幻のマラソン@長崎県 | 佐賀大学医学部 精神医学講座 (kir.jp))。その後、2020年に「長崎平和マラソン」が行われる予定だったのが、結局2025年に延期になっています。

本土以外であれば、毎年2月に五島で「五島つばきマラソン」が行われますが、来年無事に行われるかはまだわかりません。

ということで、今年もフルマラソンは走れないのかと思っていたところに、この話です。トライアルマラソンは2.5㎞だったり5㎞だったりの周回コースを走るので、コースとしての面白みには欠けますが、現地で行われるというのはやはり大きい。

制限時間が6時間と、今まで私が参加してきたフルの大会では一番短いので、あと2ヶ月頑張って練習します。私はフルマラソンは4回走りましたが、6時間を切れたのは1回しかないのでですね(爆)