医局日記

【医局雑談集】~幸せの閾値~

~お昼休み、医局にて~


●影響を受けやすい

(・ω・)医局長、相談であります。実は…
(´=ω=)「んー、なるほど。それ某医員だったら多分…」
「( `-ω)『…が無難でしょうね。ま、僕だったらやりませんけど』」
(´=ω=)「…って言うかもねー」
(・ω・)第三者の思考を再現する、って結構すごいことだと思います。
(´=ω=)「そんな大したもんじゃないよ。ただ僕、影響されやすいのかも」
(´=ω=)「門司先生だったらこう言うだろうな、溝口先生だったらこうするだろうな、とか」
(´=ω=)「僕としては、自分自身としてのしっかりした考え方を持ちたいと思っているんだけどなぁ」
(・ω・)僕は逆に我が道を貫き通しがちなので、その柔軟さが羨ましいと感じます!
(´=ω=)「先生と僕で足して2で割ったら丁度良いかもねー」


●幸せの閾値

(´=ω=)「今年は、毎年恒例のおでん会、開催できなかったねー。ざんねん」
(・ω・)そういえば以前の管理人が「おでんが苦手」という日記を書いていたんです。
( `-ω)「…コンビニのおでん、って変な臭いしません?」
Σ(・ω・)えっ、全然気が付かなかった
( `-ω)「添加物なのか何なのか、なんだか気持ち悪くなるんスよ」
(´=ω=)「僕も全然気にしてなかった。味オンチなのは自覚あるけど。」
(´=ω=)「味の違いが分かる人、憧れるなー」
( `-ω)「…幸せを感じる閾値は、低い方が良いと思いますけどね」
(´=ω=)「えっ、そうなの?」
( `-ω)「閾値が高いと幸せを感じにくくなるわけで、結構辛いんじゃないッスかね」
( `-ω)「人って、不幸には敏感で、幸運はスルーしがちなものですし」
(´=ω=)「なんでだろ?それだと不幸になりがちで損しちゃうハズなのに」
(・ω・)進化の過程でそうなったのかな?
( `-ω)「危険を避けるために、ですね。現代では幸せの閾値は低い方が有利でしょう」
(´=ω=)「なら小さなことで幸せを感じる僕はこのままで良いのか!やったー」
(・ω・)…(さっそく影響されている医局長)


●大学病院の良いところ

プルルルル…
(σ‿ σ)「はい精神科です。…はい、…わかりました、では…」
プルルルル…
(σ‿ σ)「少々お待ちを…はい精神科です。はい、その件は…」

Σ(・ω・)某新人、電話2台同時処理している
(´=ω=)「すごいなー、でも大変そう」

(σ‿ σ)「私はそこまで苦痛じゃないですよ。むしろ母校なので気が楽です」
(σ‿ σ)「他科の若手の先生、特に同級生なら、とっても相談しやすいですから」
(´=ω=)「年配の先生から相談受けると、それだけで緊張しちゃうよね」
( `-ω)「気を遣いますよね」
(σ‿ σ)「先輩の先生方、すぐ相談に乗ってもらえますので助かってますー」

( `-ω)「…ところでお弁当、食べてる途中だったようだが」
(σ‿ σ)「あああ冷えちゃったぁぁ」


●病棟医長と人類史に関する考察

(・ω・)病棟医長殿!本を貸していただきたいのですが
(`〇-〇)「あー、その本、たまに水曜日に来る某医員に貸してしまった」
(`〇-〇)「…しかし意外だね、どこであの本の存在を知ったのかな」
(・ω・)人間の意識とは何か、コミュニケーションの本質は何か…と調べていまして
(`〇-〇)「人間は特殊な生き物だと思うよ。例えばチンパンジーの場合は…」
(`〇-〇)「…とかいう行動も、人間以外の動物では見られない」
(`〇-〇)「あの本は人類というか、生物全体の進化を論じたものであることに気を付けてね」
(・ω・)ご教示ありがとうございます!

(・ω・)…(病棟医長、精神科っていうか文化人類学が専門なのでは…?)


●あの話題のきっかけ

( `-ω)「先日、1秒の定義について語り合っていましたが」
( `-ω)「あの話題が出た、きっかけを思い出しました」
(・ω・)?

(`〇-〇)「ダァァ、年末年始の休みで、処方日数の計算がややこしくなる」
(´=ω=)「処方が28日分ずつだと、月を跨ぐごとに微妙にズレていくんですよねー」
(`〇-〇)「1年で52週、というのが実に気持ち悪い。」
(`〇-〇)「4週毎だと13回になっちゃうじゃないか。そもそも1週間が7日なのは何故だ」
( `-ω)「何でそうなったんでしょうかね?」
(`〇-〇)「突き詰めていけば…」
(`〇-〇)「1秒の定義とは何だろうか」

( `-ω)「…って感じで始まったんスよ」
(・ω・)そういうことだったのか



特にオチなし。以上。