【医局雑談】【宇宙ネタ】~太陽系の行末~
(´=ω=)「こないだテレビで、『月は毎年数cmずつ地球から遠ざかっている』って聞いて衝撃でさ!」
(´=ω=)「これから先、地球や太陽は、どう変化していくのだろう?」
(・ω・)よし来た!説明しましょう
主にWikipediaより。
太陽の寿命
63億年後には中心核で燃料となる水素が使い果たされる。重力により収縮しようとする力と核融合反応により膨張しようとする力の均衡が崩れ、太陽は膨張を開始して赤色巨星の段階に入る。
76億年後には中心核の温度は約3億Kにまで上昇し、ヘリウムの燃焼が始まる。現在の11 – 19倍程度にまで一旦小さくなる。
やがて中心核がヘリウムの燃えかすである炭素や酸素で満たされると、水素とヘリウムの2層燃焼が外層部へと移動し、太陽は再び膨張を開始する。最終的に太陽は現在の200倍から800倍にまで巨大化し、膨張した外層は現在の地球軌道近くにまで達すると考えられる。
その後、太陽は白色矮星となり、何十億年にもわたってゆっくりと冷えていき、123億年後には収縮も止まる。
天の川銀河系とアンドロメダ銀河の衝突
銀河系とアンドロメダ銀河の衝突合体(Andromeda–Milky Way collision)は、約40億年以内に発生すると予測されている局部銀河群内の2つの大きな銀河同士の衝突である。
衝突により形成された銀河は、「ミルコメダ(Milkdromeda)」とあだ名されている。
太陽は徐々に膨張しており、光度も確実に強くなっていることから、将来的には地球の表面は液体の水が存在できないほど温度が高くなり、約14億年後には地球の生命は完全に絶滅すると考えられている。このため、2つの銀河が衝突する頃には、地球はすでに無人の惑星になっているものと予想される。
(´=ω=)「太陽って、ずっと光を放ってるけど、なんだか勿体ない!貯金できないの?」
(・ω・)トンデモ案があります!
太陽エネルギーの有効活用
https://gigazine.net/news/20181221-how-to-build-dyson-sphere/
GigaZine 2018年12月21日 太陽をぐるりと取り囲み全エネルギーを回収する構造体「ダイソン球」の作り方
太陽を完全に囲ってしまい、余すところなくエネルギーを回収する。それが「ダイソン球」という発想。
宇宙物理学者のフリーマン・ダイソン氏によって提唱されました。
作るのは非常に手間ですが、「水星に前線基地を作る」「量産体制を整える」まで辿り着けば、あとは囲むパネルを倍々ゲームで量産できる、とのことです。(それでもすさまじい資源が必要になるでしょうけど・・・)
結論としては、途方もない未来まで人類が存続できていれば、いずれ地球を飛び立ち移住する必要が出てきます。
その時までに、太陽エネルギーをフル活用できるインフラ整備を間に合わせましょう。
資源・エネルギーの奪い合いが無くなれば人類平和にもつながります。たぶん。
以上。