医局日記

【医局会】~web講習会受けよう~【雑記】~異動~

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(`〇-〇)「ありゃ、まだ医局長が来てないな」
(´・∀・)「もしもし、外来ですか…あ、まだ診察中なんですね、失礼しましたー」
(^0^)「どうしましょ?」
(`〇-〇)「仕方ない、人数少ないですけど始めましょう」


●web講習会のお知らせ

(´・∀・)「精神神経学会からメールが来ました。講習会、web配信で受けられるそうです」
(^0^)「おお!この講習会はッ!長らく中止されていたやつですね!」
(^0^)「皆さん是非受けてください!某医局長と僕だけが頑張ってる現状、大変なんです」
(´・∀・)「ちなみに前回は希望者殺到で定員に達したそうです。皆さん申し込みお早めに!」


●講師になりました

(`〇-〇)「ホームページ係は君だったよね。更新してもらいたいところがあるんだけど」
(・ω・)はい何なりと
(`〇-〇)「教室員紹介の僕の紹介文、”講師”に変更お願いします」
(・ω・)おお!おめでとうございます、早速修正いたします


その他、特記すべき連絡事項ありませんでした。


【おまけ】

医師の異動(転勤)について

3月13日の日記にて前管理人ことコジマ先生が既に書かれていましたが、当医局におきましても人事異動のため、4月から所属医師の入れ替わりがあります。
患者さんにとっては「えーっ先生どっか行っちゃうんですか?!そんな」…と困ってしまうこともあるかと思いますが、我々の業界、特に大学病院に所属する医師たちにとって異動(転勤)は日常茶飯事。よくある背景について簡単に紹介。



修行の旅

主に若手の医師の場合。病院にはそれぞれ特色、得意とする治療分野があったりします。1つの病院に長く勤めているとなかなか出会えない疾患や経験できない治療法があるため、色々な病院を渡り歩くことで経験を積み、一人前の医師へと成長していきます。また出会う時には、きっと立派な医者になって帰って来るハズ。



応援

主に中堅・ベテランの医師の場合。僻地の病院などで人手が足りない、専門の資格を持っている医師が足りない、などで応援に行くケース。家庭持ちの場合、単身赴任となるケースも。1~2年ごとに交代する場合が多いですが、何年も勤めるケースもたまに。



研究

中堅・ベテランかつ研究メインの医師の場合。若手の修行と似て、特定の疾患や治療法のデータを集めたい、との目的。ただ最近ではインターネットが発達していることもあり、離れた病院間でも合同で研究できる(海外の論文とかでも良くある、沢山の病院でデータベースを共有する)ようになってきたため、研究のためだけに転勤・引っ越すケースは少なくなってきた気が。



栄転

大ベテラン、大御所の場合。特に大学病院は、医師としての臨床業務だけでなく、学生への教育、各機関と連携しての研究、など極めて忙しい職場環境。立派に業績を残した大先輩方は後年、開業したり、他の病院で定年退職までまったり勤めるなどされるようです。たまに「まだまだ現役じゃ!」と、別の大学の教授や大病院院長を目指すエネルギッシュな先生も居るみたいですが。


まとめ

”主治医が毎年のように変わる”というのは、患者さんにとってはデメリットと感じるかもしれませんが、”同じ病院で、様々な先生に診てもらえる”と捉えるならばメリットにもなり得ます。ある年に担当した先生が治療方針を見直した結果、一気に回復した!…というケースを何度か見たことがあります。
それでも主治医が変わるデメリットの方が大きい、と感じる方の場合は、クリニックをお勧めします。だいたい院長が(定年するまで)長く診てくれます。少なくとも佐賀県内のクリニックであれば、大抵は大学病院を立派に勤め上げた大先輩の先生方ですので、信頼できると思います。たぶん。


以上。