4月からに備えて
この前の日記でも書きましたが、現在のうちの医局員12人を、年数で上半分と下半分に分けると、上半分は4月以降も変わりませんが、下半分は私以外は全員入れ替わります。
私も病棟主治医から外来主治医に変わるので、事実上、下半分は総入れ替えですね。
私は4月から入局6年目になりますが、2年目が外病院だったのを除いて全て大学にいて、大学ではこれまで病棟主治医かリエゾンサブでした。
研修医も2年間大学だったので、医者になって8年間のうち7年が大学ということになります。こういう人はあまりいないんじゃないかな…。
ともあれ、ここ数年年度替わりと言っても特に大きな変化はありませんでしたが、今年は病棟メインから外来メインになるという大きな変化がまずあります。そこに加えて助教にもなるので学生の指導も入ってきます。
外来に回ることが決まってから、もう一度精神療法にとは何ぞやと、本を読んでみることにしました。患者さんと接する中では、意識しなくとも自然と「支持的精神療法」的な接し方になりますが、体系的に押さえ直しておこうと。
また私は佐賀大の出身ではないので、当然ですが学生の時に実習に回って来てません。上の先生が学生さんの指導をしているのは見てきましたが、具体的なやり方については聞いていかないとなあ。
と、このようにこれまでとは大きく仕事が変わってきますが、常々門司教授がおっしゃってる、
「大学病院は臨床、教育、研究全てが大事」
という点では、少し大学病院の医師らしくなるかなと思います。研究に関しては、私はrTMSの実際の治療の中心になるので、研究室というより臨床現場から関わっていくことになると思いますが。
あ、これ書いてて医員室から助教室に移らないといけないことを思い出しました、今の私の机を見ると…はあ…となってしまいます(爆)