医局日記

【生活雑学】~冬用タイヤに交換しよう!~

いよいよ佐賀県の気温も氷点下に達しはじめた!
安全のためにも、冬用タイヤへの交換について解説いたす。



新車・自動車ニュースのWEBマガジン CarMe[カーミー]
なぜ雪が降らなくてもスタッドレスタイヤに交換すべきと言われるのか? 2020.01.06

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タイヤ交換のすすめ

雪国では冬シーズン、初雪が降る頃がタイヤ交換の目安。しかし雪が降らなくとも最低気温が7度を下回る時期が来たら、交換を推奨。
特に佐賀県の場合、雪が降り積もることが少ない故、「1年中タイヤは交換しない」人も多いかと思われる。…が、例え雪が降らなくとも冬にはタイヤを交換しておくべき理由がある。

スタッドレスタイヤ=低温用タイヤ

~スタッドレスタイヤは宣伝効果もあって「雪道・凍結路用タイヤ」というイメージがありますが、実はもうひとつ「低温用タイヤ」という重要な顔を持っています。自動車のタイヤは温度によってゴムの硬さや成分が最適化された時に、その最大の効果を発揮します。~

夏用タイヤは、日光で熱くなったアスファルトにピタッとくっつくよう設計されている。しかし寒い季節になるとゴムが硬くなり、ひび割れたりするリスクもあり性能が落ちる。タイヤの寿命が縮み、最悪の場合スリップ事故のもとになる。冬用タイヤは路面凍結の有無に関わらず低温のアスファルトに最適化されており安全。(逆に冬用タイヤのまま夏も走り続けると高温でゴムが溶けてしまい危険)

よって毎年、冬用と夏用のタイヤをシーズン毎に交換すれば安全。両方のタイヤが長持ちする。


交換用タイヤ・ホイールの購入


タイヤの空気圧

車のタイヤの適正サイズ、空気圧については、運転席ドア付近に書いてあります。
よく分からんかったらお店の人に任せましょう。


交換作業

カー用品店やディーラーに頼めば確実。…だけどお金もかかる。
自分でやっちゃっても良い。手順を紹介します。

全ての車には、必ず「タイヤがパンクしたときのための修理キット」が備わっている。
メーカーによって収納場所は異なりますので、説明書を読みましょう。
(大抵はトランクルーム付近だと思われる)


車選びドットコムパンク修理キットを使うと、タイヤの完全修復ができないって本当!? より画像
キットの中身は、だいたいこんな感じ。
タイヤの交換に必要な道具は、この中に全て揃っています。

・ジャッキ(車を持ち上げる)

カーライフサポートネット ジャッキアップの方法より画像

・レンチ(ホイールのナットを外す

・エアコンプレッサー(タイヤの空気を入れる)

おきしゅみ 車に標準装備のエアーコンプレッサーを使ってタイヤの空気圧を調整する方法より画像


具体的な交換手順、コツについては下記サイトが分かりやすかった。

タイヤ交換方法╱車のタイヤの正しい外し方をプロに教わる

交換作業時の主な注意点としては…
作業場所は平らなアスファルト上で砂利場、坂道では危険
ジャッキのセット位置間違えると車の底に穴が開く
・タイヤの空気圧は気低圧を守って適切にパンパンに入れるとスリップしやすくなり危険
など。


タイヤの保管


タイヤの保管方法

タイヤの保管場所については気を付けるポイントがあります。タイヤの下にビニールシートやダンボールなどを敷いて保管すると、シーズン後にタイヤをどかしてみると、タイヤの丸い跡がくっきり床についていることがよくあります。タイヤの油成分が染み込んでしまうようです。
タイヤ保管用の専用BOXなどを使用するなど、十分注意するようにしてください。


まとめ

いつ路面凍結、積雪してもおかしくない時期になりました。タイヤ交換でスリップ事故を防ごう。
お店に依頼すると数千円かかるが、自分でやれば良い運動になり車への理解も深まる。
私の場合、タイヤ4本交換の作業で所要時間は約30分。ただし翌日は筋肉痛になる。
今も修理キットの道具を使っているが、そろそろちゃんとしたジャッキに買い替えを検討中。

以上。