【宇宙ネタ】今夜はブルームーン
今年のハロウィンは46年ぶりの満月、次回は38年後 2020.10.30
2020年10月31日は満月。tenki.jpによると、ハロウィン当日である10月31日に満月になるのは1974年以来46年ぶり。次に10月31日が満月となるのは38年後の2058年だという。しかも今月2度目の満月であり、ひと月に2度見られる満月「ブルームーン」でもある。
満月における地心距離は、およそ35万6,000キロメートルから40万7,000キロメートルの間で変化し、月の視直径は地球と月との距離が近いときには大きく、遠いときには小さくなるため、「今年もっとも小さく見える満月」でもあるのだ。
【おまけトリビア】
アポロ宇宙船が月に行ったとき、どの向きから月に接近したかご存じでしょうか。
Free-return trajectory(Wikipedia)より
Free return trajectory(自由帰還軌道)。月の公転方向の前側から接近し、8の字を描いて帰って来る。
「軌道が8の字になるなんて不思議だなぁ」と思ってた私でしたが、これスイングバイを利用してたのだと今更気づいた。
スイングバイ航法 より
もし月へと向かっていった宇宙船が途中でエンストしても、この軌道ならスイングバイによって減速し、そのまま地球に戻ってこれる。
逆に、月の後ろ側から接近すると加速スイングバイになってしまうため、宇宙船は遥か彼方まで飛んでいってしまう。
【月行きたい人、手あげて~】
NHK NEWS WEB 月探査の宇宙飛行士募集へ 「アルテミス計画」で 萩生田文科相 2020年10月23日
『NHK NEWS』月探査「アルテミス計画」文部科学省 約800億円 概算要求へ(2020年9月19日)(YouTube版)
「アルテミス計画」は、アメリカが主導して月を周回する、新たな宇宙ステーション「ゲートウェイ」を建設するほか、2024年に再び月面に宇宙飛行士を送り、その後も継続的に月探査を行う国際的なプロジェクトで、日本も参加することになっています。
文部科学省によりますと、日本人宇宙飛行士は現在7人いますが、平均年齢が51歳となっていて「アルテミス計画」で日本人宇宙飛行士が月面に降り立つことが想定される2020年代後半には、半数近くの飛行士が定年を迎えるということです。
なお月にも水があることが判明してます。意外と住みやすいかも?