医局日記

災難続き、厄年なのか?

今回は五島つばきマラソンの後編にしようと思いましたが、この1ヶ月間笑いが出るしかにないくらいに災難続きなので、自虐ネタとして記してみることにしました。

①9月9日

家で晩酌していて、トイレに行こうとしたところで左足の先をガツンとぶつける。

その日は酔っていたのであまり感じなかったけど、次の日目が覚めると小指が痛い痛い。見てみるとどす黒くなってました。

病気怪我の場合でも休むと年休を使うことになるのが嫌なので病院には行きませんでしたが、今思えば骨にひびは入っていたかもしれません。

ようやく痛みが治まってそろそろ走れるかな、というときに…。


②9月29日

外勤が終わってから、近くを走っているときに、右足を毒虫に刺されて次の日にパンパンに腫れる。

これは何ヶ月か前にも同じようなことになったので、そのときの経験を生かして抗生剤を処方してもらいました。

おかげで腫れは日に日によくなっていたのですが…。


③10月2日

当直明けの疲れた体で午後の仕事をしているときに、なんとなく左の脇腹が痛い。どうも表面ではなく、中からの痛み。

見てみると、ポツポツと発疹が出来ていました。

昔から私は、疲れがたまると蕁麻疹が出ることがたまにありましたが、その時はムヒを塗れば治っていました。その時と同じやつだろうと思ってムヒを塗ってましたが、一向によくなりません。

次の日になると発疹はやや広がっていました。そこで毒虫用の軟膏を塗りましたが、それも全く効きません。

次の日になって、発疹が綺麗に左の前腹部から背部にかけて広がっているのを見て、私は確信しました。


そう、帯状疱疹です。


ストレスらしいストレスは思い当たる節がありませんでしたが、今思えば、大学では家族説明が続く、新機種のrTMSなどでかなり張り切っていた、当直は引くことが多かった、さらに大阪などに出張に行ったりしてたので、気づかない間に疲れは溜まっていたのかもしれません。


結局は5日午後に皮膚科に行って抗ウイルス薬を出してもらいましたが、本当に大変だったのは7日でした。

左脇腹や背中がチクチク痛む、左手がピリッと来て力が入らない、左足は痛いというかしびれというか、なんとも言えない不思議な感覚に悩まされる。

左足だったからまだよかったけど、右足だったら運転が大変だっただろうなあ…。


帯状疱疹の本当の怖さはかゆみでなく、痛みだと思い知らされました…。


幸い、木曜からは皮膚の症状は少しずつよくなり、痛みもまだ残るものの、水曜みたいなどうにもならない感じではありませんが、この週末も静養だと思っています。


一方で収穫もありました。「当直日が休肝日だ」というくらいに、当直の日以外はほぼ毎日飲んでいた私が、抗ウイルス薬を飲み始めた5日から、現在(10日朝)まで1滴の酒も飲んでいません。

最初は苦痛で仕方なかったですが。木曜くらいになると段々飲まなくていいやと思い始めてきました。これは大きな進歩かなと思います。


それにしても1ヶ月足らずの期間でこれだけ重なると、本気でお祓いに行こうかなと思います。あとは年休のことは気にせず、どうしようもなくなったらちゃんと病院行こう…。あ、仕事ではなく自分が患者としてですよ!