医局日記

無事帰りつく。

9月2日の日記にもあるように、この日は今後の治療上、どうしても必要な出張に行ってきました。

帰るときには台風9号がかなり近づいてきていましたが、新幹線は10分くらいの遅れで無事に新鳥栖に着き、

幸い佐賀近辺の在来線は動いていたので、無事にその日のうちに帰り着くことが出来ました。


しかし、最寄り駅に着いてから家までの10分ちょっとが大変でした。油断すると風で体が押し流れそうになります。雨が降ってなかったのが救いでした…。


と思ったら今度は台風10号です。月曜日の午前中に最接近するそうなので、すでに外来は全診療科で休診と発表されています。当教室でも対策をいろいろ話し合いましたが、「無理しないように」という結論に達しました。

くれぐれも気をつけていただきたいと思います。


さて、今日の話題は2年前に、日曜に東京での講演会に参加した。その帰りの話です。

精神科に入局した当時は飛行機に多少ビビっていた私も、この頃になると飛行機好きになっていました(笑)なので、東京に行くときは当然飛行機です。

この日も講演会が終わってからさあ帰ろうと羽田空港に来たところ…


「福岡空港の滑走路が落雷で穴が開き、滑走路が閉鎖されている。当便(私が乗る飛行機)は大幅な遅延、もしくは欠航になる見込み」


という知らせが。


さあ、これは困りました。この時期私はコンサルト業務に回っていましたが、翌日は私1人でコンサルト業務をすることになっていました。つまり帰れなければコンサルトを休業にするか、他の先生に頼まなければなりません。それは出来れば避けたい。

かといって、後続の飛行機はすでにキャンセル待ちが殺到していて、今からキャンセル待ちをしてもおそらく乗るのは無理。

悩んだ結果、私が乗る便が運航してくれることに賭けて待ち、結局は2時間以上遅れて出発することが出来ました。


福岡空港に着いたのは23時近く。これなら帰れそうだと思いきや、今度はJRのダイヤが乱れまくっています。福岡空港の滑走路に雷が穴を空けた時間帯に、どうやら博多駅構内の信号機にも雷が落ちたらしい。

ダメもとで博多駅に行ってみたら、本来20時半くらいに博多駅を発車していたはずの佐世保行きの特急が3時間遅れで停まっていました。この日佐賀まで行ける列車はこれが最後ということで、普段は絶対に歩かないエスカレーターを駆け上がりました(笑)

こうして、日が変わった1時くらいに無事に家に帰り着き、なんとか翌日の仕事に就くことが出来ましたが、ずっと頭がボーッとしていたことを今でも覚えています(苦笑)