医局日記

【教授の音楽療法】~イパネマの娘~

(`・ω・)「今回はロック以外の曲を紹介するよ!ボサノバで行こう」

(`・ω・)「”イパネマの娘”って曲、知っているかい?」

(・ω・)あ、知ってます!有名な曲ですよね!


https://www.youtube.com/watch?v=NldPFVKYmiw

The Girl From Ipanema – Frank Sinatra & Antônio Carlos Jobim | Concert Collection 再生回数2200万


(Amazonより画像拝借)

アントニオ・カルロス・ブラジレイロ・ヂ・アウメイダ・ジョビン WikiPediaより

1927年1月25日 – 1994年12月8日 ブラジル出身のミュージシャン。

20世紀のブラジル音楽を代表する作曲家である。1950年代後半、ジョアン・ジルベルト、ヴィニシウス・ヂ・モライスなどとともに、ボサノヴァを創生したと言われている。多くのボサノヴァ歌手がジョビンの作品を演奏し、音楽的ジャンルを超えて広く影響を及ぼした。
ヂ・モライスと共作し、ジョアン・ジルベルトとスタン・ゲッツの共作アルバム『ゲッツ/ジルベルト』から人気となった代表曲「イパネマの娘」はビートルズの曲に次いで、カヴァーするアーティストが多いといわれている。


~イパネマの娘~

http://www.airegin.net/blog/2012/08/post-ce23.html

より画像拝借。2012年8月14日(火)東京新聞夕刊


(`・ω・)「実在の人物なんだよ。2016年のリオデジャネイロ・オリンピックの時にもちょっと話題になったんだ」

当時、ジョビン、モライスなどのボサノヴァ・アーティストたちは、リオデジャネイロのイパネマ海岸近くにあったバー「ヴェローゾ」にたむろして酒を飲むことが多かった。このバーに、近所に住む少女エロイーザが、母親のタバコを買いにしばしば訪れていた。
彼女は当時10代後半、170cmの長身でスタイルが良く、近所でも有名な美少女であった。
女好きの彼らはエロイーザの歩く姿に目を付け、そこからインスピレーションを得て、「イパネマの娘」を作ることになった。


ああ、でも僕は彼女を見つめることしかできない
「愛してる」って、どう伝えたら良いのだろう?
僕ならきっと、誠実な心を捧げられるのに
でもいつの日も、海へと歩いていく彼女は
まっすぐと前を向いていて…僕を見てはくれないんだ

(ノーマン・ギンベルによる英語歌詞→和訳)


(`・ω・)「美人に片思い。切ない歌詞だと思わないかい」

(・ω・)いいですね!

(`・ω・)「最近、彼女の”現在の姿”をネットで見つけてね。”イパネマの娘 モデル”で検索すると、彼女と彼女の娘さん達の写真が見られるよ」

(・ω・)今ではすっかり、おばあちゃん…でも、変わらぬ美しさを感じます

(`・ω・)「光陰矢の如し…まあ僕自身、すっかりおじいちゃんな年齢なわけだけど」

(`・ω・)「ずっと昔の出来事を、ついこの間のように感じることがあるよ」

(`・ω・)「あ、ちなみにこれ僕が20代最後の研修医時代の写真だけど見るかい??」

(・ω・)え!すごい見たいです!
(σ‿ σ)「見たいです!」( `-ω)「見せていただきたい」

ワイワイガヤガヤ




http://noriko-yamamoto.cocolog-nifty.com/memo/2011/06/post-ce23.html

memorandum 山本のりこ * Bossa Nova vocal & guitar より

ああ なぜ私はこんなにも孤独で
ああ なぜ全てがこんなにも悲しい
ああ 目の前に存在する美しさ
美は私だけのものではなく
そして 独りで通り過ぎていくものなのだ

(ポルトガル語→和訳)


(`・ω・)「ポルトガル語版の歌詞はヴィニシウス・ヂ・モライスが担当したんだ。より無常観が出ていて素敵だね」

遠回しで美しい表現。私はこっちの方が好きかも。

以上。