【佐賀の偉人】成富茂安について
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一般社団法人 佐賀市観光協会
特集>WEB特集「佐賀の賢人たち」>成富兵庫茂安 ~肥前国随一の猛将は、日の本随一のグランドデザイナーへ~
戦国の世が終わると藩内の禄高を上げるため、幾多の水利施設の整備を行う。その実施前には実際に模型を作って緻密な実験をしたと言われる。工事には地元の農民を作業に当たらせたが、農繁期には作業をさせないなど、その気遣いぶりで領民から親しまれた。茂安が各地に作った水利システムは複雑に組み合わさっており、どこかで不具合が生じるとシステム全体に影響が出るため、それに手を掛けることはタブーとされ、江戸期を通じて領内では水争いや百姓一揆がほとんど起こらなかった。
茂安自身は1634年、75歳でその生涯を閉じるが、彼の水利システムは今でも現役で、佐賀平野の稲田を潤し、日本有数の穀倉地帯たらしめている。
▲嘉瀬川から佐賀城下へ水を取り込む巨大取水施設「石井樋(いしいび)」。その完成により洪水被害は減り、佐賀城下の水不足は解消された。(画像提供:筑後川河川事務所)
http://www.sagamizu.jp/index.html
さが 水ものがたり館 5月26日(火)より通常通り開館したとのことです!
こちらでも成富成安の功績についての資料が公開されています。佐賀市民の義務教育。一度は行くように。
大雨でも日常生活を維持できるのは、過去の人々の創意工夫、努力のお陰なのです。感謝の心を忘れずに。
以上。