医局日記

雲と、芸と、老年期。(本日の医局雑談まとめ)

~雨は止み、空は晴れわたり~

教授「昨日国会中継聞いていたが、まったくけしからん!」(`・ω・#)

教授「僕が許可する、政治家と雲とブーメランについて書いて良い」(`・ω・#)

三大禁忌ド真ん中です教授!

教授「じゃあ別の話題で」(`・ω・)


~医局長に突撃インタビュー~

後輩に向けてメッセージとか、ありますか?

医局長「んー、最近、あの芸人さんにハマってましてね」(´⁼ ω ⁼)


http://www.kimimaro.com/

医局長「”老い”とは自然なものなんだな、って考えさせられる」(´⁼ ω ⁼)
医局長「”短所”も見方によっては”長所”になる」(´⁼ ω ⁼)
医局長「なんていうか、患者さんにも観て欲しいな、って思ってさ」(´⁼ ω ⁼)

良いですね!
(後輩に向けてのメッセージではなかったけれど)

教授「”老いの受け容れ”というテーマは、エリクソンのライフサイクル論に通ずるものだね」(`・ω・)



~ 老い、ライフサイクル ~

https://www.m-mental-clinic.com/lifecycle.html

武蔵浦和メンタルクリニック ライフサイクルについて


肉体的・身体的な衰えは万人に平等に与えられ、避けることはできません。そのような衰えにより様々な機能の低下が生じやすくなってきます。そのような機能の低下を補うように、これまでの経験や知識、人徳が集大成となっていく時期とも言えるでしょう。
エリクソンはこの「自我の統合」の意味を「秩序を求め、意味を探す自我の動きを信頼する確信である」と述べています。やや難解ですが、よりかみ砕いて言うのであれば、「家族や地域を超えた、より大きな世の中や人類の秩序や意味の伝承と、肯定的にも否定的にも、自分自身の人生を振り返った際に、「良い人生だった…」と確信をもって受け入れられる力」と言えるでしょう。そして、この力は、最終的な「死」の受容に大いに影響を与えることは自明のことです。
その「死」を受け入れる力の乏しさや、様々な衰えに対しての恐怖などを抱くことは「絶望」というこの時期のネガティブな力となります。そして、この「絶望」の力が強すぎると、自ら命を絶つ(自殺)ことになってしまいます。

<老年期>
肉体的・身体的な衰えは万人に平等に与えられ、避けることはできません。
エリクソンはこの「自我の統合」の意味を「秩序を求め、意味を探す自我の動きを信頼する確信である」と述べています。
「肯定的にも否定的にも、自分自身の人生を振り返った際に、「良い人生だった…」と確信をもって受け入れられる力」と言えるでしょう。そして、この力は、最終的な「死」の受容に大いに影響を与えることは自明のことです。
その「死」を受け入れる力の乏しさや、様々な衰えに対しての恐怖などを抱くことは「絶望」というこの時期のネガティブな力となります。そして、この「絶望」の力が強すぎると、自ら命を絶つ(自殺)ことになってしまいます。


医局長「高齢の患者さんで、”老い”を避けてる、受け容れられていない人、多いと感じます」(´⁼ ω ⁼)

現代の日本の風潮ですかね。長生き、健康が当たり前、いつまでも若々しく…
そういう生き方が好きな人なら良いんですけど、「いつまでも健康でなければいけない」という考えが”一般的”になってしまっているのは問題かもしれません。
人間、いつかは体が衰え、寿命を迎えるのが当たり前であり、自然な姿なのですから。



なかなかに考えさせられる一日でした。


以上。