マスクの歴史
http://www.jhpia.or.jp/product/mask/mask3.html
一般社団法人 日本衛生材料工業連合会より
日本でのマスクの歴史は、明治初期に始まります。当時のマスクは、真ちゅうの金網を芯に布地をフィルターとして取り付けたものです。主として粉塵よけに利用されていました。このマスクが、1918年のインフルエンザ(スペイン風邪)大流行をキッカケに、予防品として注目を集めるようになります。
文春オンライン 100年前のスペイン風邪流行のさなか、マスクをして登校する日本の女学生たち より
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/20/031600175/
NATIONAL GEOGRAPHIC ペスト医師、奇妙な「くちばしマスク」の理由 より
このマスクは、17世紀のフランスの医師シャルル・ド・ロルムが考案したとされている。フランス国王ルイ13世をはじめ、多くのヨーロッパの王族を治療した医師だ。
「長さ15センチのクチバシのような形で、中に香料を入れていた。穴は鼻孔近くの左右に1箇所ずつの2つしかなかったが、呼吸をするのには十分だった。クチバシに仕込んだハーブの香りを、吸い込む空気にまとわせることができた」という
https://www.ninomiyasports.com/archives/37310
SPORTS COMMUNICATION マスクマン、2つの歴史 より
「19世紀の後半、フランス人のレスラーがマスクを被って試合を行なったという話があり、これが一番古いというのが最近わかった」
「今でこそマスクマンはヒーローというイメージがあるが、この頃はそうではなかった。マスクは自分の素性を隠すためのものだったんだよ」
amazon.co.jpより画像
ガスマスクの誕生と進化、塹壕戦から浸透戦術への変化および考察については、また次の機会に記載します。
以上。