【医局会】学生実習、どうなる?
学生実習。
本来であれば患者さんに触れ、臨床の現場を肌で感じて学ぶ、大切な経験です。
しかし新型肺炎の影響で、現在学生実習は事実上中止となってしまっています。
特に精神科においては、患者さんの表情、話し方、話す内容など、
直接会って会話しないと分からない事だらけです。
なのに患者さんに会うどころか病棟にすら入られない!
当科医局会では本日も、「何とか臨床実習に代わる、学生さん達への教育手段は無いものか?!」で大いに議論が交わされました。
ネット配信?
いやしかし個人情報の問題が…
録画じゃダメかな?
カメラどこにあるの
マイクは
(ワイワイガヤガヤ)
准教授「せめて、カンファレンスを見せてあげたいですね。録画でも。少しでも臨床の雰囲気を伝えたいです」
教授「そうですね。出来ることをやっていきましょう!」
ぼく「すみません、学生時代、カンファレンス、わたくし、眠くなり、その」
教授「心配要らない。僕も学生時代、なぜかカンファレンスの記憶が無い」
「奇遇ですね、私も」
「僕も」
「そもそも実習行ってた記憶すら」
准教授「えっと、あの…」
自分が主治医の立場になると、指導医から沢山意見をいただけるカンファレンスという場が、
とても勉強になる、大変貴重なものであるか良く理解できました。
「自分で考え、発表する」という体験で人は成長するものです。
こんな時代だからこそ、学生さん達に、少しでも何かを学んで欲しい。
当科は、あの手この手で実習体制を工夫してまいります!
以上。